育児をしながら仕事を続けることはとても大変です。日本では最近では結婚しても出産しても仕事を続ける人が増えてきましたが、その現状に保育サービスだったり、子育てをする母親の支援が追い付いていないような気がします。昔は祖父母と同居している家庭も多かったので、子どもの世話は母親1人がみるわけではなく、祖父母や、また近所の人たちが見守るという形が成り立っていました。しかし最近は核家族化が進み、子どもの世話は母親が主にみる、というように変わってきてしまいました。父親も仕事が忙しい、というパターンが多く、育児をしていく中で母親が大きく負担を感じることも増えています。
首都圏では保育サービスも、待機児童問題が深刻化していることからもわかるように、まだまだ不足しています。育児は女性の仕事だ、という固定概念も最近は取り払われつつあるので、イクメンという言葉の通り積極的に家事や育児をしてくれる男性が増えたのは喜ばしいことです。女性は子どもを産むので最初から自分の子ども、と感じて育てていくことが出来ますが、男性は言ってみればいきなり赤ちゃんがきた、という感覚があるようです。ですので、一緒に子育てに協力していくことで自分の子どもだと実感出来るらしいです。
女性が仕事と育児を両立させることはとても大変なことなので、まずは夫に理解と協力を求めるべきです。頭では大変だと分かっていても、じゃあ何が大変なのか、自分はどういった手助けをするべきなのかを経験してもらったり女性が訴えたりすれば、男性側もきちんとわかってくれると思います。